入試ガイダンス 入試ガイダンス

入試ガイダンス 2012年7月25日(水)

日本医科大学

去る7月25日(水)、日本医科大学学事部教務課 マネジメントサポート・スタッフである藍川伸雄先生によります、入試ガイダンスを行いました。日本医科大学の入試担当官である藍川先生から、直接学校や入試概要について説明していただきました。生徒達は熱心に耳を傾け、積極的に参加をしていました。
日本医科大学の魅力的なカリキュラムや楽しそうな学生生活の様子に、生徒たちも医学部生活の具体的なイメージが湧いたようです。

■日程:2012年7月25日(水) 16:30~17:30

■講師:藍川 伸雄先生
(日本医科大学学事部教務課マネジメントサポートスタッフ)

■アジェンダ:
1. 大学案内
2. 学校紹介
3. 教育内容
4. 入試結果及び平成25年度入試について
5. 質疑応答


■ガイダンス内容(抜粋)

1.大学概要

日本医科大学の名前は知っていただいていると思うのですが、キャンパスの場所はご存じでしょうか?校舎は2か所。メインキャンパスは千駄木で、2年~6年まで勉強します。1年生は川崎市の新丸子キャンパスで勉強します。どちらのキャンパスも代官山MEDICALのある渋谷からのアクセスはよいと思います。
千駄木校舎のある文京区は歴史ある街並みで、東大をはじめとした、さまざまな教育機関が軒を連ねています。この地域は谷根千と呼ばれる下町で、山手線内側にありながら戦災をあまり受けず、大規模開発を免れたため、一昔前の街並みが残っています。ですので、緑が多く、学生さんがのんびり落ち着いて研究などにとりくめるような環境です。
新丸子キャンパスは都心へのアクセスは抜群です。また、キャンパスのまわりにはラグビー場とサッカー場などのグラウンド、卓球場や武道場などがある建物も完備しています。近くには等々力スタジアムなども徒歩5分くらいのところにあります。
学生の保養所として富士セミナーハウス、牧心セミナーハウスがあり、部活の合宿などを行うことができます。牧心セミナーハウスには1年生のオリエンテーションで利用します。

2.日本医科大学ってどんな大学?

1876年に日本で最古の私立医学校として長谷川泰先生によって設立された済生学舎が、日本医科大学の源流です。2012年に創立136年を迎えました。
野口英世や、東京女子医科大学を創立された吉岡弥生さんも卒業生です。
Ω癌にきく薬として有名な丸山ワクチンで有名な、丸山千里先生も卒業生です。丸山ワクチンは癌に聞くとされていますが、現在認可はされていません。つまり、すべての人に効くわけではありません。日本医科大学ではこの丸山ワクチンを販売していて、全国から買いに来られる患者さんがいらっしゃいます。丸山先生はもともと皮膚科の先生なので、ハンセン病や皮膚結核の患者さんを診ていて、癌になる人が少ないことを発見し、作った薬です。
副作用がなにもないので、ただの水だとおっしゃる人もいます。現在の学生部長の清水一雄先生も卒業生です。
日本医科大学がほかの大学とどこが違うのかと聞かれるときに、世界貢献や社会貢献をしていることがあげられると思います。清水先生は甲状腺の専門の先生で、今は主に甲状腺がんの手術などをおこなっています。1999年からチェルノブイリ原発事故後の甲状腺がんに対する国際医療支援活動を実施。学生も同行しています。学生に早くから世界の医療に触れさせ、早くから世界に目を向けた教育をしています。清水先生はとても教育熱心な先生です。日本医科大学は学生の自治がある大学なのですが、その学校側の責任者もしていただいています。みなさんが入学されたら、話す機会がたくさんあると思います。
日本医科大学では、1年生から希望すれば手術室に入ることができます。横田裕行先生も卒業生です。とてもよくTVに出ています。救命医療の責任者をしていただいています。この方も教育熱心です。
日本医科大学は高度救命救急センターを併設していますので、救命センターの一つ上の存在となっています。また、救急車も3台ほどあります。今回の震災でもいち早く現場で救助活動をしました。この救援活動には、日本医科大学の学生も参加し、救助活動の後方支援をしました。
日本医科大学には長い歴史があるので、日本医科大学の同窓会ネットワークの一員になれます。この人脈は財産です。北海道から沖縄まではもちろん、世界中に日本医科大学の卒業生が医師として活躍しています。
現在、文京区に附属病院を立て替えています。2018年に完成予定です。現在は基礎工事が始まったところです。みなさんが入学し、5年生になって実際にベッドサイドに出る際は、こちらの病院でやることになります。
学是は「克己殉公」です。自分に打ち克ち、わが身を捨てて、人々のために尽くすことが医道の本質、つまり-医師としてもっとも大切なこと-です。医学部に入ると勉強がとても大変です。ですが、勉強をおろそかにしてはいけません。逆にきちんと勉強していれば、部活などの課外活動に力をいれても一向に構わないと考えています。

教育理念は「愛と研究心を有する質の高い医師と医学者の育成」です。人々に対する愛情をもち、勉強を怠らない質の高い医師の育成はもちろんのことですが、同時に医学者の育成も重視しています。
日本医科大学のアドミッション・ポリシー(Admission Policy)は以下の5点です。面接等ではこのような人物であるかどうかを見させていただきます。
1.医学部を学ぶ目的意識が明確で、自ら努力する人
2.生命倫理を尊重し、医学を学ぶための知性と化学的論理性を備えた人
3.病める人の心を理解し、相手の立場で物事を考えることができる、思いやりのある人
4.社会的な見識を有し、周囲との協調性、調和性を尊重する人
5.世界の医学・医療の進歩と発展に貢献する強い意欲のある人

3.教育内容

1学年では基礎科学・臨床看護業務実習等特別教育を行います。次に2学年では、基礎医学において解剖や組織などを学びます。3学年では基礎医学・臨床医学(循環器・呼吸器等)を学びます。3学年の後半には患者さんのそばに行くなど、臨床に近い形の教育が行われます。続いて4学年では、臨床医学をはじめ、SGL、基礎臨床自習、共用試験CBTなどを行います。また、ベッドサイドに出ても大丈夫かどうか試験をするOSCEを受験します。5学年では臨床医学、BSLを行い、6学年では臨床医学、選択BSL、総合試験 Ad OSCE を行います。 最近の医師国家試験の傾向としては、総合診断力を高く見る臨床実施問題の比率が高くなっているので、こちらに対応した模擬医療面接などを実施しています。

<留学制度>
第6学年で、改題提携大学等でのBSL(臨床実習)を実施できます。現在アメリカで4校、タイの2校などそのほか本学講座関連校で実施しています。本年は10名が利用しました。

<研究心向上のためのカリキュラム>
日本医科大学は愛と研究心をもった医師を育成することを教育目標としています。ただ医学部に行って、国家試験に受かって、臨床の医師になるというだけでなく、研究心のある医師を育てたいと思っています。そのため、3年生の際に基礎医学を研究している研究室に基礎配属します。各教室からカリキュラムが提示されて、そこから自分の興味のある研究室を選んで勉強します。また、4年生になりますと、病院にある臨床科に入って、実際に先生と同行します。(臨床配属)
基礎配属の成果として、平成16年度から24年度の間に学会発表20件、原著論文4編があります。
英語の教育にも力をいれていまして、5年生、6年生の際にはアメリカの提携大学から実際に先生を呼んで、英語での回診をしてもらいます。患者さんは英語をしゃべれる模擬患者さんをつかって、学習をしています。
また、全学年学生アドバイザー制度があります。各学年2人ずつの6学年グループになって、そこに教員と研修医がはいって、年に2回懇親会を行います。同学年といるだけではなかなかつかみ辛い将来像などを実際にお医者さんになっている先生などから話を聞いておこないます。これは、学校から補助金をだしています。ここで、お医者さん同士のつながりを形成したりもできます。

<卒後臨床研修>
卒業後2年必ず初期臨床研修があります。その後後期臨床研修(専修医)になって臨床医になる人が多いです。

4.入試情報

募集人数 医学部医学科114名

◇第一次試験 平成25年1月28日(月)
A. 日本獣医生命科学大学 B.日本赤十字看護大学 ※いずれもJR武蔵境駅

◇第二次試験 平成25年2月11日(祭日・月)・12日(火)
 日本医科大学 医学部(教育棟)
※11日の午前中に小論文を実施します。面接は11日の午後から受験番号順に面接を行います。

◇入試科目 
1次:英語(300点)数学(300点)理科(2科目選択)(400点)の計1000点になります。
2次:小論文・面接
点数は非公表ですが、点数化されて、上乗せされています。ここは差が付きにくいですが、きちんと加算されるので、先ほどのAdmission Policyをきちんと鑑みて書いてください。試験があまりよくなくても、2次で頑張れば、逆転する可能性もあります。

小論文(60分 500~600字)
「次の参考文を読み、500字以上600字以内で記述しなさい。」という形式で出題されます。傾向は全くありません。医学だけでなく、全分野からテーマや短文が与えられ、解答していきます。
グループ面接(30分)
面接官は3人です。
学生5~6人で1グループになり、一人ひとり発言してもらって、与えられたテーマについてディスカッションします。
あまり話さずに終わってしまう人もいるかもしれませんが、あまり心配しすぎず、次の個別面接にとりくんでください。
個別面接(1人10分)
受験生1人に対して面接員3人です。グループ面接で面接した先生がそのまま、面接員になります。ぜひリラックスして受験してください。

◇平成24年度入試結果 ※( )は女子内数
志願者(a) 1928名(664名)
受験者   1721名(591名)
第1次合格者 425名(120名)
第2次正規合格者(b) 114名(32名)
第2次補欠者  247名(75名)
競争倍率(a)/(b)  16.9倍

◇学費・奨学金
6年間計28,130,00円(初年度5,880,000円 2年次以降 4,450,000円)
※特待生(上位30名 初年度受験料免除)

◇そのほか 諸会費等
・寄付金は入学後、任意です。学債の取り扱いはありません。
今年は競合校が学費を下げていますが、日本医科大学も来年以降は下げたいと考えております。
奨学金も大学独自の日本医科大学奨学金、日本医科大学 父母会などを用意しております。

5.質疑応答

Q.面接が2日あると思いますが、希望日がある場合はどうしたらよいですか?
A. 面接は11日の午後から受験番号順に面接を行います。ですので、11日中に面接を終わらせたい方は出願期間が始まったらすぐに出願してください。逆に12日に面接をしたい場合は、期日近くなってから出していただけるとそうなる可能性が高いと思います。

Q.1次試験を突破するには、どのくらいの点数が必要ですか?
A. 一次試験を突破するためには、最近は医学部の定員が増えたりしているので、以前は60%と言われていましたが、少し下がっています。その年の問題にもよりますが、550点くらいです。6割とっていれば1次はほぼ間違いなく大丈夫ですので、ぜひがんばってください。

Q.医学部に入ってから、解剖の実習などはいつごろからはじまるのですか?
A.2年生の早くからはじまります。6月ごろには始まると思います。

Q.部活動はどういったものがありますか?
A.部活動は運動部が26団体、文化部が11団体、同好会が5団体あります。非常に部活は盛んです。また、東日本医学生総合体育大会など学生の大会にも参加しています。文化部も東京藝術大学からトレーナーが来てくれている、ハルモニアオーケストラ部などもあります。同好会には、救命救急を学ぶ「みんなで学ぶ救命救急」などがあります。

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